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近年音楽人口は少しずつではありますが増加の傾向をたどる中、ファゴットやオーボエといったダブルリード楽器に関しては残念ながら減少傾向にあります。例えば吹奏楽コンクールの課題曲で、オーボエやファゴットがオプションとして取り扱われている事等がその顕著な例と言えるでしょう。その理由としては様々な事が考えられますが、我々は大きく次の三点に原因があると考えました。
以上の様な問題を抱えていては、思う様に楽器を扱う事もできず、なかなか上達しないのも無理ありません。その結果、ファゴットそしてオーボエは“お金がかかる上に難しい”という歪められた認識が定着し、例えば吹奏楽部等でダブルリード楽器が敬遠されるという悪循環が始まりました。この状況を何とか打破しなければならないという危機感を持ったプロフェッショナル・プレイヤーが集まって、音楽工房アトリエ・ダンシュが組織されました。メンバーは、オーボエ、ファゴット取り混ぜて、フリーランサーからオーケストラ・プレイヤーまで様々ですが、この際ダブルリード楽器という枠組を越え、一つ大風呂敷を広げて、“我が国の音楽界ために少しでもお役に立つ”という目標に向かって活動を始めました。我々の理想郷は、一朝一夕にはやって来ないでしょう。できる事から少しずつ着実に実現して行きたいと考えています。