私たちの仕事の制約に色数があります。ほとんどの柄を12色ぐらいまでで仕上げなければなりません。

参考記事や写真をスキャナーで取り込んでそのままインデックスモード色数指定10色ぐらいで変換しても

思ったとうりの仕上がりになることはまずありません。

記事のしわを読み込んだり、生地の目を読み込んだりして、たいていは失敗するものです。

そこで、苦心さんたん考え出したのが以下に紹介する方法です。

少々面倒くさいですが、今までやってみた方法の中で、一番思ったとうりの結果になるのでご紹介します。

なお、画像がかなり多いので、心してください。

左の画像はハンカチをスキャナーで取り込んだものです。

まだ何も加工していません。

インデックスモードに変換してみました。

生地の織り目が出ています。

よく見ると花や葉の中にも地の色が入り込んできています。

このままでは作品には使用できません。

 

 

それでは、はじめます。

まず、スキャナーで取り込んだ画像をクイックモードにします。

左の画像はクイックモード時選択範囲に色をつけるになっています。

鉛筆ツールでモチーフ全体を塗りつぶします。塗りつぶされていない部分が地になる部分です。

塗りつぶしが終えたら、クイックモードを抜けて

選択範囲-選択範囲の保存 Alt+s+s 

でモチーフと名前を付けて保存しておきます。

保存した選択範囲はアルファチャンネルに保存されます。