ペインター7買いました。イヤー!重いですねー!!
僕のCPU450、メモリー512MBではとても使えません。
ノートのCPU1GB、メモリー512MBでも使えません。
横12インチ、縦12インチ、解像度300/inchの新規画面で
水彩絵の具で画面の上から下まで一筆で書き下ろすと
その間にタバコが2〜3本吸えるかと思いました。(ちょっとオーバーですが)
新しい機能で水彩レイヤーが使えるというので期待していたのですが、確かに、水彩レイヤーはすばらしいですね、水彩のタッチも6に比べて、よりいっそう本物に忠実にシュミレート出来るようです。
出来得れば、PhotoShopに持ち込んだときに、水彩レイヤーの透明度を維持してほしかったです。
PhotoShopに持ち込んで、水彩レイヤー上で、透明度を維持にチェックを入れて、塗りつぶしをかけても同一色で全てが塗りつぶされてしまいます。
これはきっと、ペインターのブラシ設定で透明度は筆圧に比例するようになっていますが厳密には透明度ではなく、PhotoShopのブラシツールオプションでいう
筆圧は描画色に対応、と同じようなものなのでしょうね。
しかしこのソフトを自由に動かすのにはいったいどれくらいのマシンスペックがいるのでしょうか?
あわてて、アンインストールしたペインター6を元に入れ直しました。
しかし、もともと図案家の僕がこういった自由表現のソフトを使うこと自体が間違ってるのかもしれません。
考えてみれば以前は全部筆で紙に描いていたのですから。
最近はすっかりコンピュータの中で制作することに慣れてしまって、
おかげで、図案を描く紙は日焼けして黄ばんでしまい、ポスタカラーは乾燥してカラカラになっているし、
インク類は蒸発してしまって無くなってしまっているし、今や、図案を描く手段はコンピュータしか無い有様です。
しかし、コンピュータも怖いですね。
ハードディスクが吹っ飛んでしまうと今までやってきた仕事が一瞬にしてパーになってしまうし、
スキャナー、プリンター、コンピュータ、どれ一つでも調子が悪くなると仕事が出来なくなるし。
このあいだ、朝、突然、プリンターの調子が悪くなりました。前日の夜までは快調に何事もなく動いていたのに。
イエローのノズルが詰まってしまったようで、クリーニングを何回しても
全くイエローが出ません。
うちには、プリンターが2台あるのですが、もう一台は調子が悪くそのままになっているし、(というか、調子が悪くなったので、
今のプリンターを慌てて買いに走ったのです。)
このままでは、今日納期の仕事がプリントアウトできません。
慌てて、友達に連絡して、プリントアウトさせてもらいまして、何とか事なきを得ましたが、
コンピュータで仕事をやっている怖さを改めて知らされました。
機械というのはある日突然バッタリと逝ってしまうものなのですね。
それまで快調にガンガン動いていたものが急にウンともスンとも言わなくなるものなのですね。
昔、友達同士で「どういった死に方をしたいか?」と話をしたことがありますが
「やっぱり、苦しまないで、ポックリと死にたい。寝たきりになったり、痛くて苦しみながら死ぬのは嫌だ」
というのが皆の結論でしたが、ある意味、それに近いものがありますね。
考えようによっては、理想の逝き方をしたんでしょうね、うちのプリンターは。ご愁傷様でした。そして、お疲れさまでした。
少し酷使をしすぎましたか?申し訳なかったです。ごめんなさい。ある意味、貴方のおかげで今の僕の生活があるようなものです。本当にありがとう。
ゆっくり休んでください。
という話はさておいて、コンピュータで仕事をなさっている方々、やっぱり、予備のコンピュータ、出来得ればプリンターも、
それと、データのバックアップは必要ですよ。
以上、痛い体験に基づく教訓でした。
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