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プロの職人技 〜 JC-120


1オーナーのJC-120(ギターアンプ)を仕事でお付き合いのあった方本人と家の中で鳴らせるもっとワット数の低いのアンプ+エフェクターとトレードしてから20年以上が過ぎ、ついに大手術!

壊れないと言われてるJC-120も経年劣化によりこんなに沢山のパーツをチェンジ…と言っても自分では絶対無理。
巷ではメーカーも修理を受け付けないといわれる最初期のモデルだしねぇ。

でも現役でステージで実際に使用しているアンプということもあり、ここはやっぱプロの方に頼むことにした。
もちろん自分でエラーを見付け写真の「このパーツをチェンジして欲しい」と頼んだ訳じゃないからね(笑)
 

症状を伝えチェックしてもらった後、怪しい箇所をチェンジしながらの作業だが闇雲にという訳ではない。
数千台にも及ぶアンプのリペア経験による閃きによる部分も大きい。

ただエラーが見つかっても古いパーツを使用しているということもあり全く同じパーツが手に入る保証も直る保証は無い。
1度は預かりを断られもしたが、そこは腹を割って話し合い。

(本気トークは割愛/笑)

そして「それならやってみましょう」ということで無理を言って引き受けてもらった。
 

チェックとエージングを終え晴れて退院。
基板に腐食が見られる部分の配線材での修正や、滅多に使わない部分も含め今後悪さをしそうな部分のパーツもチェンジしてもらって見事に完全復活!
 

プロの職人技、万歳!