ようやくこの事を口にする事が出来ます。取り敢えず驚かれた方も多いでしょう。以前からROMしてる方は尚更ですね。僕自身が以前「再結成は無い!!」と断言した事がありますから。はい、私は嘘つきです(笑)。その事についてはこれから順を追って話させて貰いますが、今は取り敢えず、
「あの時点では本気で考えて無かった」
とだけ言わせて下さい。では、少々長くなるかも知れませんがお付き合い下さいませ。

(1.)GODBLUFF(codename:ガゼルズ(又はガーゼルズ))

実を云うと、僕と有賀君はかれこれ3年程前からリハを重ねて来ました。丁度その頃、僕は色んな事に失望していた時期で、もう音楽活動を辞めようかとさえ考えていた時期でした。ソロでの限界も感じ始めてました。今は開き直って丸裸の状態の曲を演るのに快感すら覚えていますが(笑)この頃は(一人で演る上での)アレンジの限界を感じ、欲求不満から来る失望感で一杯でした。(こうやって書くとソロはもうやらなそうですが、ソロ活動も平行して演って行くつもりです。)元々ソロ活動を開始したのは
「一緒に(バンドを)演りたいと思う程の奴に会えなかった」
と云うのが理由の一つにあって、或る日ふと
「有賀君となら演りたい」
と思ったんです。ただ、当時有賀君はすっかり音楽活動から身を退いていて、何人かから誘われても全て断っているのを知っていたので、多分無理だろうとは思っていたんですが、駄目元で誘ってみました。そしたら何と一発OK!!!それから他のメンバーを探してリハを開始しました。その時の編成はvo+g.x2,b,dr.の4人編成でした。一時期ネットでも噂流れてましたね(笑)。バンド名は結局決まりませんでした。僕が考えていたのは
"GODBLUFF"、
有賀君は
「ガゼルズ(又はガーゼルズ)」
身内は皆ガゼルズと呼んでました(笑)。例の発言をしたのはこの頃か、もう少し後だったか?。当初、何とかリハは進んでいたんですが、或る日突然g.失踪。dr.も徐々にスケジュールが噛み合わなくなり結局脱退。又メンバー探しをせざるを得なくなりました。

(2.)THE CHORI3

暫くメンバー探しをして、有賀君の旧友(dr.)を引っ張ってきてリハ再開。この時はトリオで演るつもりでした。曰く
「トリオの限界に挑戦しよう。」
今考えると無謀過ぎて笑えます(笑)。この時はかなり(演奏面で)実験的な事を演っていて、二人にはコーラスも演って貰いましたし、僕はpfとgとvoを同時に演ってたりしました(笑)。元々テクニックの無い僕等にそんな器用な事出来る筈も無く(笑)意気込みだけが空回りしていた様です。そんな頃、突然有賀君が
「CHORI3演りたいんたけど」
と云って曲を持って来ました。知らない人の為に簡単に説明すると、ASYLUMの裏の顔、陰陽で言ったら様の部分。有賀君主導の同メンバー別ユニット。"Nothin' to be a friend"EPの裏面、"Tybe vatamia platami"を演奏しているグループ。月刊ありがもその活動の一旦、と云う事になるのでしょうか。有賀君の中にはとにかくレコーディンクをしたいと云う思いがあった様です。ベーシックな部分をトリオで作って、被せはゲストに任せる、と云うのか有賀君の意見でした。g.はヒロシに、key.はモックさん"Nothin' 〜"EPでkeyを弾いていた人)に演って貰う事にした、と言ってました。リハはまあ順調だったんですが、或る日突然dr.大爆発!!!捨て台詞を残して出て行ってしまいました。僕等はdr.探しを始めますが中々良い人がいません。そんな頃、有賀君が道を歩いてると、偶然にも岸沢さんに会ったそうです。しかも僕がvo.入りのテープを持って行った次の日に(笑)。こりゃ腐れ縁以外の何物でも無い、とそのまま二人で少し話をして岸沢さんの参加が決まりました。CHORI3は今も続いてます。

(2.)ASYLUM

話はほんの少し遡ります。
これまでのリハの中で、僕は
「この音の感触はASYLUMに近いんじゃ無いだろうか?」
そう思い始めていました。確かに足りない部分も多くてライヴを演るまでに踏み切れない程の物でしたが、その音の持つ雰囲気はまだ未完成ながら紛れも無いASYLUMのそれでした。僕の中でASYLUMと云う名前にはやはり特別な思いがあります。特別だからこそ、名乗るのに抵抗があったし、その名を使えば自分は負けた事になる様な気もしてました。事の経緯はどうあれ、自分が先に抜け、結果解散した事も引っかかってました。自分にその名の使用権は無い、と色んな人に言ってもいました。でもやはりその音の誘惑には勝てませんでした。今まで演って来た事より面白い事、より凄い事を演れば良い。その元になる部分は出来て来た。丁度有賀君がCHORI3を持って来るのと前後して
「ASYLUMを名乗ろう。」
そう言いました。
岸沢さんがCHORI3を演る事になったので、
「ついでにASYLUMも演っちゃおうよ。」
と声を掛けました。その場でOKを貰い、さて、g.はどうする?と云う話になりました。やはり此処まで来たらヒロシしか居ないだろう、とヒロシを口説いてようやくベーシックなメンバーが揃いました。去年の暮れの事に話はまとまり、年明けからリハを開始しました。一発目に出て来た音は、僕の予想を軽く越えてました。いや、多分僕だけじゃ無くメンバーそれぞれがそう感じてた様です。そして現在もリハは順調に進んでます。
今回のメンツを見ると今までと大きく変わった点が2点。僕がg.及びpf.を弾く事と、コーラス隊の参加。僕の事に関しては単純に、他にこれと云ったg.が居なかった事、以前は弾き語りが出来なかったが今は出来る様になった、リハを重ねていく内に他のメンバーからお前で良い、と言われた(当初は探すつもりだった)、pfは弾きたかった(笑)等です。そしてコーラス隊ですが...
バンド編成になる為の今回どうしても譲れなかった点、それがコーラスの導入でした。初めはメンバー内で演ろうと試みましたが、結局旨くいかず、メンバーが変わる際
「次は大所帯に(必然的に)なるね。」
と有賀君と話してましたが、結果その通りになりました(笑)。どういう感じかは"N.O.S"(V.A)収録のアカペラ曲"Missing Pieces"を聴いて頂ければ判ると思います。
新メンバー、37はヒロシが連れてきました。ex.GO AHEAD GO GOのvo.で、ジャニス(ジョプリン)張りに唄える人です。恭子は37の友人で、ゴスペルコーラス等を演っていた人。この二人、かなりパワフルです。マコトは、ハチロウ(YUKI@バルドソドル)の従兄弟でまだ23歳。彼の実力はまだ未知数ですが若さとやる気に期待してます。本当はハチロウ自身もcho.に参加する筈でしたが、一身上の都合で参加出来無くなりました。残念!!!

この形態、このサウンドは、僕がずっと理想として思い描いていた物に限り無く近く、予想より凄い音に仕上がりつつあります。早くライウを演りたいです。音が出た瞬間、皆さんがどんな顔をしてるのか見たいです。決してASYLUMの名に恥じる事無く、過去の物にも負けない「今の」ASYLUMが出来つつあります。期待してて下さい。

2000.3.10Gazelle