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3. 納豆自販機とJA直売所

2005年09月09日(金)

4.お待ちどうさま納豆コース料理

小雨の中プリントアウトしてきた地図を広げながら駅東の坂道を上ってゆく。特に目印も無く道しか描かれていない地図に不安を覚えながらトボトボ歩いたが、20分くらいで漸く唯一の手がかり、コスモ石油が見えてきた時には安堵した。

地図によると自販機は広い道を渡った向こう側の角にあるようだったが、交差点まで来ると、どう見てもその辺りにそれらしきものは見当たらない。ただの駐車場だし、建物も医者だったりとあまり食品系には結びつかない。それよかよほど道路を渡らない道沿いにあるJAひたちなか津田直売所に設置してありそうだ。だがまずは地図を信じて割と切り替えの早い信号を待って向こう側に渡る。少し歩き回ったがやはりそういったものは存在しなかった。ダメもとで引き返し、JA直売所へ足を向けた。建物に近づくにつれ、もしかアレじゃねぇ!?と思っていた店頭ののぼりが周りに立てられた小屋みたいなのがビンゴ、納豆自販機でした。おめでとう~。

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今回のひとつのポイントなのでデジカメで撮影。

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光の反射で見づらいが商品は約20種類で、元締めであるだるま食品のサイトでも書かれていたようにチョコ納豆があった。520円。でも雷おこしに乾燥納豆が入っているというおこし納豆は売っていない。他にメロンチョコとか知らない商品が幾つか。なにより納豆が一番多い。納豆自販機だからね。でもところてん120円とか納豆関連じゃないものも売っていたりする。

自販機での買い物は後回しにして、JA直売所に入ってみた。殆どは地元農家の生鮮食品だが、乾物や枕などの生活用品も販売している。昨日はところてんしか食べておらず、まあ夜は歯磨きガム1枚も食べたけど、そこに納豆定食は胃が大丈夫かなと気掛かりだったこともあり、試食のりんごやジュースはいい感じの間食になった。特に完熟トマトジュースは、これがトマトなのかというくらい青臭みがなく甘かった。手作り刺身こんにゃくは2玉で180円と手頃な値段。横の紙に数種類書かれていたが、来た時間が早かったからか白しかなくそれにした。

その近くでベーカリーのおじさんがパンを並べていて、おばあさんがパンの種類の説明を聞いている。色の黒い5穀入りのパンはクセがあるから好き嫌いあるかもと言っている。雑穀系好きとしては選ばざるを得ないだろう。それのレーズンパンを買うことにした。

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次は自販機だ。チョコ納豆を買わねば。

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新1000円札可の挿入口に1枚差込み、テンキーで欲しい商品の番号を入力、決定ボタンを押す。商品棚の下からアームが上っていき、チョコ納豆を一袋捕らえたアームが下りていき、取り出し口に入れられる。その様子が面白かったので撮れば良かったなと、もう一つ何か買う事にした。藁に包まれたり経木に入れられた納豆が水戸らしいのだろうけど、折角なら変わり物が良いなと納豆飴にした。

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今度はデジカメを構えつつ決定ボタンを押してアームを待っていると、納豆飴は最下段だったので取り出し動作がすぐ終わり、いまいちアームのギミックが楽しめなかった。

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時計を見ると、水戸行きの発車時間まで戻る時間を含めいい感じになっている。他のルートでも駅には行けるが、違う道で迷うといけないので元来た道を歩くことにした。行きよりきびきび歩いたので余裕を持って駅に到着。線路は1つしかなく、水郡線は単線ディーゼルなのも高山線に似ている。既に電車を待っている人が屋根つきの場所で腰掛けていた。そのうち2人乗客が増えた。

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閑散とした常陸津田の駅を携帯カメラで撮影していると、ガタゴト電車の近づく音がしてきた。水郡線車両も撮るべく電車の来る方向へ携帯カメラを構える。

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来た来た来た~。シャッターを入れると停車直前の斜め45度からの写真が撮れた。

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4.お待ちどうさま納豆コース料理