2011/航海日誌
2008年の似顔絵
いかがお過ごしですか?(9/15)

小生、わが人生55年めの夏を忙しくそして一喜一憂のうちに過ごしました。加齢による体の変調でしたが、いかに若く見えても歳は隠せませんなあ。「高血圧」と「甲状腺腫」2ヶ、そしておそらく高血圧が原因の「尿潜血」と「指関節のリウマチ様症状」、中年男性にはお決まりの「前立腺肥大」、病気ではありませんが正常範囲上限の血糖値などなど…どれをとっても「歳やねぇ」と言われれば返す言葉の無い、立派な中年症候群であります。日常生活で「なんや、いつもと違うみたいやな…」と感じたら、すぐに病院へ行って血液検査と尿検査を受けてください。それは必ず何かが起こっています。

いまは降圧剤を飲んで血圧の高騰を抑えつつ、運動と食事による生活療法でまた健康な身体を取り戻そうと懲りない挑戦を行っております。どうぞご健康にご留意ください。

さいきん思うこと(6/9)

みなさん、『国会を福島に』というキャンペーンをやりませんか?福島に「国会(議事堂)」を持って行くんです。会期になると“カラータイマー”が胸に着いた防護服を着た議員たちを議事堂へ移送します。そして日本&世界の安全を肌で感じる緊張感のある審議を行っていただきます。会議は画面の隅に刻々と変化する放射線量を映し出している「国会中継」でモニターし、いい加減な審議だと議員が「安全圏」に戻ることを福島県民が阻止します。なんとなれば福島を特別区にして、「県兵」の設置も考えても良いですね。ここまでやったら世界が日本を見直すと思うんですけどねえ…。だめですか?でも、首都機能を名古屋とか大阪に移すと福島はたんに「ごみ処理場」になって忘れられてしまいますぞ。

さいきん何してますか?(6/3)

この間、「韓国演劇学会」での発表準備でおおわらわでした。演目は『1960〜70年代の日・韓演劇交流に関する考察』で、1960年代から1979年までのあいだの日・韓間の現代演劇交流を紹介したものです。つまり(何時になるか判らないけれど)刊行予定の『日・韓現代演劇交流史』の序章にあたる部分です。意外と知っていそうで知らない日・韓の演劇交流をきちんと整理してみようというものです。続いては1995年あたりまでのいわゆる「民間交流」あるいは「私的交流」の時代を整理します。同志的結合の時代とでも申しますか、演劇交流がまだ手作りの雰囲気を保っていた時代です。これ以後になりますと「官製交流」つまり政府間交流や各種演劇祭への参加などが目立って来ます。もちろん「手作り組」も頑張っています。このあたり漏らさずフォローするのはなかなか大変なので、ぜひ皆様も情報提供等でご協力をお願いいたします。

いくつか芝居を観ましたが、最近の舞台は「対話」がございません。役者の皆様はタイミングを合わせて自分の台詞をしゃべっているだけ。人の言ってる事を聞いてませんな。そういう作りの芝居が多いんぢゃないの?と言うわけではなく、『かもめ』やストリンドベリの韓国初演作品である『四日間』でも同じような傾向。つまり、舞台から得ることのできる「情報量」を競うような、情報量の総和を誇るような感じです。情報の質ではなく量を尺度に善し悪しを決める傾向が演劇にまで及んだのでしょうか?

てなわけで、最近は「これはええモン見せてもろた」という舞台が無いんです。いま明洞芸術劇場でウェスカーの『調理場』をやってるんですが、もしかしたら『ナンタ(乱打)』みたいな演出になっているんぢゃないかと、怖くて見に行けないんですぅ…。

春でっせ〜(2/05)

今年のソウルは例年になく寒い日々が続いておりましたが、小春日和の良い(旧)正月になりました。日中の気温は零度を越え、夜でも零下4度ぐらいまでしか下がりません。雪も溶けたし、いよいよ春ですなあ。こうなるとオンドルをつけたままで寝ると、暑くてふとんを跳ね飛ばしてしまいます。寝る前はちょっと温度を高めに設定して床を暖めておき、就寝時にはオンドルを切って寝るというのが私のスタイルです。

ウェブの更新再開(1/29)

中断していたウェブの更新と再構築を再開しました。ただ、今後は演劇関係のトピックだけを補充していくつもりです。ダンスや舞踏、パフォーマンス等はこのサイトでは扱わないことにしました。
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© 岡本昌己/OKAMOTO masami