2004.9.5(日)・9.6(月) 『「音の福神町」前夜祭』2日目・3日目
沼袋 ちめんかのや<http://0505.net/cmk/>
音の福神町<http://www.larvahouse.com/otofuku/>
2004年9月4日(土)から3日間沼袋の「ちめんかのや」というギャラリー&バーにて、
漫画家藤原カムイ氏+スタジオ2Bによる展示『「福神町綺譚」回顧展』と併せて行なわれた
『「音の福神町」前夜祭』と称するミニライブに参加しました。
原画が惜しげもなく展示されていました。全体的にさっぱりとしているようで、じっくり見て行くと
細かいものまで意匠を凝らした展示物ばかりなのです。
第N無人居住区の残骸も展示して頂きました。
ライブ会場になったバーは地下。頭に光るアンテナをつけている人たちがいますね。
2・3日目は2ステージあったので1部と2部の間はみんなでお喋りしたりご飯を食べたり。
猫祭りは写真を撮って歩いてました。
ステージは客席から1つテーブルを挟んだだけという近さ。カンペ丸見え。
真ん中の花柄のシャツの方が「蛍に願いを」のボーカル蛍兎さん。鼻に抜ける声は
生で聴いても澄んでとてもキレイ。その右横の方が「楽園の憂鬱」のボーカル西遊さんで、
ライブでの40代シャンソン歌手バージョンはすっごいヨカッタ!お越しにならなかった方
残念でしたね。カムイさんの熱唱はもう、もちろん素晴らしかったです。
演目
5日(日)1部…ねりみ哀歌 夜鶯 鳥篭
2部…ねりみ哀歌 夜鶯 苺 お城の中庭で君は踊り 水鶏姫 ひがん 狂姫
6日(月)1部…ねりみ哀歌 夜鶯 苺 ブランコ ペスメタポゼ 水鶏姫 夜封じ
2部…ねりみ哀歌 お城の中庭で君は踊り 羽虫 鳥篭
「ねりみ哀歌(1と2)」・「夜鶯」が音福のアルバムに入っています。
「鳥篭」は最初アルバムで使う用に、と作った短いフレーズだったのですが、
ネタが足りていてボツになったので自分用の歌に仕上げました。
出演を決めたのが1週間前だったので前月のライブで演った歌をそのままやればよかったのですが
今回ナリモノなしの独り弾き語りだったので少し大人し目の選曲となりました。
ピアノ伴奏の「水鶏姫」と「夜封じ」をギターで挑戦。「鳥篭」・「狂姫」はカラオケ。
5日はきっと夜行バスで眠れず徹夜明けになると思うし、体調も良くないので
最悪6日だけ出させてもらうことにしよう、と、告知も控えめに6日としか書いていなかったのに
6日歌おうと思っていた『狂姫』の原作者薙神さんが5日にいらしてしまったので
「狂姫」は5日に歌いました。
でもそれで正解だったの。5日は打ち上げで2日目の徹夜をしてしまったので
6日の猫祭りにはとても「狂姫」を歌う体力が残っていなかったのです。
それで6日は子守唄のようにゆっくり、しんみり歌ってお客様を眠りの世界へいざなってみました。
「ねりみ哀歌」が楽しかったです。この歌はカムイ先生が気に入って下さって、関係者以外には
非公開だったので、今回来てくださったお客様にだけ特別にお披露目。
何度もやったので、やるたびに、ねりみコーラス隊を結成してもらったり、
西遊さんにシャンソン風に歌ってもらったり、カムイ先生にソロで歌ってもらったりして。
他にもまだまだアイデアがあったので次回アルバム完成記念ライブの時には
是非もっといろんなバージョンでいろんな人に歌ってみてほしいです。