県 西 便 り 第15号  2000-07-01  発行;県西ブロック

                 

01年度初幹事会が開催6月16日、土浦・ワークヒル

各ブロックの活動状況、霞ヶ浦導水事業阻止、オンブズマン全国大会などを討論
6月16日、土浦市ワークヒルにおいて、13時から拡大代表者会議、13時半から幹事会が開催され、新年度スタートの約1ケ月間の各ブロック、プロジェクトの活動状況などが報告されました。

<ブロックの活動状況>

県央北 

*ブロック代表などの人事体制も一新。「県央・県北だより」を創刊、6月1日第1号を発行。*「市民オンブズマンサポート
体制」を設立、窓口を事務局として情報開示、住民監査請求、陳情・誓願などの市民の要望にサポートする又は弁護士などを紹介する(対
象は県央・北)。

*水戸
芸術館の運営針について追求する←芸術活動についてオンブズマンが関与するのは如何かと複数の幹事から意見があり、次の機会に「問題」
の内容について検討することになった。

県南  

*区長制度研究会の継続を確認。神社、消防団への寄付、広報配布など問題は多い。

*取手市浄水場が分析せずに廃液を流した問題を追求。

県西  

*砂沼広域公園の県管理の工事について投書があり、調査中。 

*石下町、水海道市が4月、6月議会で情報公開条例が承認、
県西の未制定は岩井市のみとなった。 

*八千代町議会に対して情報開示の手数料300円/回を無料にするよう求めた誓願は6月議会で継続審議となった。

鹿行  

*旭村の村議会リコール運動について資料をまとめている。
 

霞ヶ浦導水事業の中止を求める 監査請求が棄却される

 霞ヶ浦導水事業は人工及び産業の拡大が望めない今、その目的を失い霞ヶ浦・那珂川の生態系、産業、生活、文化を破壊し、県民及び次
世代に膨大な借金を強いるものだとして2000年度の負担金を県に返還するよう求めた監査請求が6月16日、棄却されました。
 請求人(霞ヶ浦導水を考える県民会議)は県や国の作成した改訂長期計画、「潤いの明日へつなぐ霞ヶ浦導水」報告書などを基に2030年の都市用水需要量は導水事業に依らなくても不足しないこと、那珂川からの導水でCODが若干低下してもN、P比が変わればそれに依存するプランクトンが増殖して結果的にCODが増加すること、電気スクリーンでは稚仔魚の移動は阻止できず、那珂川、霞ヶ浦 双方の生態系を変え、漁業に恒久的な被害をもたらすことなどを詳細かつ膨大な「事実証明書」によって説明したのですが、監査委員はこれ
らの課題に殆ど触れることなく県・国土交通省の言い分のみを採用して「棄却」の判決を下しました。監査委員としての主体性は全く感じら
れません。県民会議は住民訴訟に持ち込むことを検討中です。

※監査請求書(茨城県職員措置請求書)とその回答書(措置請求についての通知書)の写しの希望者は(嶋崎)まで。コピー代220円。
 
第8回全国市民オンブズマン京都大会
              詳細日程が決まる、参加者歓迎

日時;8月4日(土)午後1時〜5日(日)午前12時30分
場所;京都市・立命館大学 衣笠キャンパス「以学館」1階1号ホール

参加費用;大会参加者=4,000円   

懇親会参加者=4,000円
     

*参加希望者は別紙「大会申込書」、「大会参加者宿泊申込書」で指定のFAX先へ 送付して下さい。尚、参加者把握のため同用紙を県西事務所へもFAX願います。

県西事務局FAX0296−32−8143
 
当面の日程  7月14日(土)10時〜17時 「合同プロジェクト会議」ワークヒル土浦
7月21日(土)13時〜17時

「霞ヶ浦導水事業を考えようシンポジウム」
土浦・国民宿舎「水郷」 詳細は別紙 参加自由大歓迎 

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