市民オンブズマンいばらき*ニュースレター
第23号/2005年11月11日発行
    

● 13回全国大会が大分県別府市で9月10/11に開催されました。大会のメインテーマは「もっと広げよう、情報公開!」副題で「あの手この手の公金横領・不正支出にストップを」でした。当会からは、石川事務局長と披田幹事が参加しました。大会メモ及び大会宣言を同封します。(同封しました新聞記事参照)。2部の有川幹事からの活動報告も、調査資料の分析を基に、補助金の実体と問題、制度面と対策、これからの課題等が語られました。

● 全国市民オンブズマン連絡会議からの調査依頼を実施しました、以下の資料を同封致します。活動のご参考にしてください。
1) 補助金統一規則・補助金一覧表について、県と県内の市にアンケート調査
2) 一部事務組合の情報公開条例設置調査(制度の有無)
3) 落札率調査。県は1億円以上の契約。水戸市は5000万以上の契約

● 市民オンブズマンいばらき県南学習会のお知らせ。
11月19日(土)/県南学習会    参加費:無料
会場:取手市立福祉会館2F D会議室  テーマ「税の滞納の実態は」
  内容 1.市税滞納の実態
      報告:取手市納税課職員
     2.滞納に関する情報開示請求裁判を闘って
報告:栗山洋四
3.県南各自治体の滞納の実態(中間報告)
      報告:披田信一郎

● 当会では、県市議会議長会の海外視察廃止求め5月27日に意見書を提出しましたが、その後、東南アジアへの視察が行われました。よって参加議会に対して資料の情報公開を求め調査をはじめました。

● 入札・談合プロでは、県内自治体に入札状況等のアンケートを実施しました。集計はのち程報告します。その他のプロジェクト(幹事会メモ参考)も動いてます。

● 各地域の動向。9月の知事選挙から、合併に伴う首長選挙が目白押しに行われています。10月2日には、麻生、北浦、玉造の三町合併で誕生した行方市の初代市長選が行われ、旧玉造町長の坂本俊彦氏が初当選した。
10月16日には、古河・総和・三和の旧三市町が合併して誕生した新「古河市」の市長選が行われ、前総和町長の白戸仲久氏が、初代市長に選ばれ。10月30日には、岩瀬町、真壁町、大和村が合併して誕生した桜川市の市長選が行われ、前岩瀬町長の中田裕氏が初当選。
11月6日には、神栖町が波崎町を編入合併した神栖市の市長選挙が行われ、前市議(神栖町議)の保立一男氏が、現職の岡野敬四郎氏を破り、初当選。

同6日、旧石岡市と旧八郷町の新設合併に伴う石岡市長選も行われ、旧石岡市長の横田凱夫氏初当選。
12日投票の鉾田、旭、大洋の合併に伴う市長選挙も行われている。また、水海道市との編入合併に反対する石下町の住民団体が起こした、飯塚富雄町長に対する解職請求(リコール)の賛否を問う住民投票が30日行われ、反対が賛成を上回り、リコールは成立せずという住民投票も行われた。これからも、合併に伴う選挙等があり、政治の動きが加速度的になっています。しっかりと足下の自治体を監視・是正していくことが必要で、オンブズマンの活動が一層重要になってきています。