書面で失礼いたします。私たちは、筑波大学の附属学校教職員で構成している組合です。
1973年の筑波大学開学後、大学(筑波地区)には組合組織がつくられませんでしたが、東京の附属学校には東京教育大学教職員組合以来の組織が存続しました。そして、いずれは全学的な組合組織になる時がくると考え、筑波大学教職員組合を名乗ってきました。その時のためにと、教育大教職組から引き継いだ組合資産をそのまま使わずに、特別会計として残してきました。
現在、9つの附属学校のうちの7つに部会があり、200名ほどの組合員を擁しています。もちろん専従の職員などはおけず、役員は附属学校の教員間で回り持ちという素人集団の組合です。どのようなことをしているかは、下記をご覧ください。
この組合のことを知っていただくために、これまでも何回か教職員共済に加入されている方などにお知らせをしてきましたが、今回は少し大きな規模で取り組むことにしました。大学に対する独立行政法人化の動きや、次に記す本学における「勤勉手当」の問題などがあり、いま、筑波大学で組合の持つ意味を考えていただく良い機会なのではないかと思うからです。本来なら、組合のことは、職員の方や病院の看護婦さんなども含む大学構成員すべてに呼びかけをすべきなのですが、私たちの力量から、今回は教育職の方に絞ってこの文書をお送りします。なお、この経費は、先に記した特別会計から支出しています。
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