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Paper back writer


夢を売る男 幸福な生活

百田尚樹の「夢を売る男」。
読んだのは発売当初ではなく今年に入ってからだったと思うが、The Beatlesの「Paper back writer」を聴くたびにこの作品を思い出す。

あまり詳しく書くとネタバレになってしまうから控え目に書くと…
業界を斜めに見たタッチにそそられる、というか「自分がそうなんだろうな」といった感じがメチャメチャくすぐったい。

短編フリークの自分としては「幸福な生活」の手法とかが特にツボだったりするのだが、実はあの手法は「夢を売る男」のほうが先だったみたいだ。

おっと。タイトルにした「Paper back writer」。
リフで同じフレットの隣の弦を同じ指で押さえるああいった弾き方をあまりしない自分としては「ロックだなぁ〜」的な好きな曲なのだが、何故が流れるたびに「夢を売る男」を思い出してしまうのは歌詞の内容が少し被ってるからかな。

主人公の牛河原と一緒に酒が飲めたらサイコー!だろうと思いつつも、不思議と牛河原と百田氏のイメージが重なる。風貌も被ってないし過激トークもないんだけど。

気が付けば百田氏の作品は9割所有しているのか…
摩文仁の丘に祖父が葬られている自分としては「永遠の0」もグッときたのだが、何故か「影法師」がお気に入りだったりする。