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  5. No.046
改造 RAT2(マルチモード)
スイッチ(左から)
・RAT2 モード(ノーマル)
・Booster モード(コンプカット)
・Turbo RAT モード(LED)

80年代の初期RAT2なのでオペアンプはLM308N。
歪み方のキャラクターを選べるようクリッピングダイオードの回路にスイッチを追加してある。

ダイオードをオリジナルで使われている「1N4148」の他に「LED」によるクリッピングを追加し、更にクリッピングさせないモードも選べるようにした。

LEDのクリッピングは外から発光が見えるようにしてあるので、弾けば光り、減衰し、消えるといった具合だ。
オリジナルはRATの「A」が赤く光るのだが、クリッピングと同じ色ではつまらないので高輝度の緑に変更。
(写真は野外で見にくかったので青に変更したあとのもの)
下の写真(左)の青いスイッチの左横にオレンジのダイオード(1N4148)が4つあるが、右の2つが歪みクリッピング。
グランドはそのままでそれぞれ上部だけを基盤から抜き取り、リード線(赤)と結び熱収縮チューブで絶縁し、ダイオードを抜いた穴にはスイッチと結ぶためのリード線(青)をつけた(写真:右)



トグルスイッチはon-off-onを使用したので、真ん中にはリード線(青)、片側にリード線(赤)、残った場所にLEDをつけDCジャックのグランドに落とした(写真:下)

自分の場合、歪みでRATを単体で使うことはないのだが、組み合わせた感じではLEDのモードがかなり気に入った。

実用性から当初はスイッチ部が「Full Drive 2」のような仕様も考えたが、スペース的な点、モード毎のつまみ位置、音量差からすると少々無理があるようだ。
メリットとしてはライヴ毎の音作りの柔軟性、といったところかもしれない。

※)電気的に無理があるかもしれませんので自己責任で参考にして下さい(不具合があった時点で追記します)

関連ページ:改造 RAT 2 修理 Part 2(Blog/2014年12月28日)
改造 RAT 2 修理(Blog/2013年12月13日)



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