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  5. No.048
ループボックス 2号機

スイッチの1つがループ用でセンド・リターンに繋いだエフェクターなどをオンかオフにするもの。

もう1つのスイッチが1号機にないプリセットボリュームのためのもの。
ミニマム(最小音量)設定用で増幅回路は含まない、つまりボリュームポットを通らない時は完全バイパスで最大音量(ソロモード/LED点灯)になるようにした。

ボリュームペダルの極端な使い方と一緒です。

ミニマム調整ができるタイプでバッキングとソロの音量差だけにボリュームペダルを使っているのとほぼ一緒だが、唯一違うのは「最大音量の時に完全バイパスになる」ところ。

しかもセンドにチューナーを繋げばチューニング時に無音にできるため、先述したボリュームペダルのような使い方より勝手がいい。
もう1つうれしい点は70×100mmなので軽く場所をとらないトコロ。
LEDはDC9Vのアダプターか中に入れた9V電池で光らせることができるし、光らなくてもいいなら電源なしでもパッシブなので機能します。

実際に1号機 はチューナーのためにしか使っていなかったし。

自分の場合、ボリュームペダルは奏法の都合上ミニマムは0でないとダメなので、このループボックスのセンド・リターンに入れている。

チューナーはボリュームペダルのチューナーアウトに繋ぎ、ループをオンにすれば無音でチューニングできる。

「無音でチューニング」についてもう1つ。

通常のループボックスでセンドにチューナーを繋ぎ、リターンに何も繋がない使い方に落とし穴があった。
(ミュート用にセンド・リターンに何も繋がない場合も同じ)

ループ選択時に「完全に無音」と思っていたが、アンプのボリュームを最大にしてみたりすると、わずかに音が漏れていたり、音を出さなくてもノイズが乗っているのに気付いた。

これはループが出来ていればいらぬ心配。つまりセンドから出たものがリターンに繋がっていれば大丈夫。
しかし、チューナーだけを繋ぐのならリターンには何も繋げない…そこで。

写真を見るとスイッチクラフトのオープンタイプとは別に1つボックスタイプのジャックが使ってあるのがわかるが、これは閉接点付きのジャックでここからアースを取ることで「完全に無音」が可能になる。

もちろんループボックスとしても問題なく機能します。

もし同じような症状が気になって困っている方がいたら自己責任で参考にして下さい。


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