平 麻美子 & 松岡ゆかり 情報発信サイト

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主成分: 平麻美子、 松岡ゆかり
2003年03月03日

■はじめに

初めてここにやってきた人、どうもありがとう。
また、何度かもうすでに来たことがある人、どうもありがとう。
ご覧になってお分かるとおり、ここは平 麻美子と松岡ゆかりというボーカリスト二人の情報発信サイトになっています。
なんで二人でやっているのか?別に二人でやってるボーカルデュオとかでもないのになんで二人のサイトなのか?フシギに思うことはいっぱいあると思います。
ひとつづつ昔を思い出しながら(!)書いていこうと思います。


■“Do/Be”って何?

Do : Do what you have to do.
Be : Be what you want to be.
DoとBeには上に書かれてあるとおり、そんな意味をこめました。

“Do/Be”いうのはわかりやすく言葉にすると、所謂、所属事務所的な役割を果たしているものです。
そのタイトルの後ろ側にはいろいろな経過やいろいろな思いが込められていますが。


当時、はしりだったボーカルジャムセッションで会い、タイラとマツオカは毎月のように顔を会わせる様になり、よくよく話をしてみると同い年で、何だかお互いの毒舌具合もシックリくる。音楽に対する姿勢であったり、感覚であったり、「いいねぇ」って感じるポイントまでも。そんな中、知らずしらずのうちに互いに影響を受けつつ、それぞれ自分達の歌を唄う場所を模索していたのです。

しかし!その時、すでにバブルははじけて市場はサイアク。私達のような(ぱっと見)見かけキレイ系、スレンダー系、接客上手系 でない連中が歌を唄う場所はなく、ましてやそんな等身大の歌を評価してくれる場所も少なかった。
大事に歌を唄っていきたい、って人たちも沢山いたけれど、みんなそういう流れにながされてしまっていて、『いい歌だなぁ』って聴いていた歌が数ヶ月経つと“商売臭い”歌に変化していくさまをいっぱい見てきました。いつも『もったいないなぁ』なんてことも思いながら。

そういう様を見ながら、『私達は自分達の歌を唄いたいよね』とよく話をしていました。実際、私たちがキレイだったり、スレンダーだったり、接客センスがよければ、もっと仕事があっただろうし、そんな話もしなかったかもしれません。

ツッパリ二人が営業して仕事をとってきてようやくライブにこじつけたとしても、お客様をどうやって呼べばよいのかわかりません。お客様を呼べない歌い手は「もうこれからはお願いしないから」ってお店の方に何度言われたことか。「そんな格好では困るの」「もうちょっと痩せて貰わないとねぇ」「もうちょっとお喋り、上手くできない?」エトセトラ、エトセトラ・・・。

「そんなこと言われちゃったよ!」って、愚痴をいつものようにこぼしつつ、ない知恵をしぼって思いついたのが・・・
「私の歌を聴きに来てくれてるお客さんに、あなたのライブのお知らせを一緒に出したらどうだろう?そうすることによって一人で声をかけてるお客さんの倍の人にお知らせができる。こんなのがいるんだ、っていうのを一人でも、とにかく知って欲しい。そういうのを重ねていけばいつかきっとジャズを好きなお客さんが増えてくるんじゃない?そうだよねぇ?」
これがDo/Beの始まりでした。

とにかく私達はジャズが好きで、同じように好きな人たちを探していました。
見かけも重要な要素だってことは私たちも重々承知しているのですが、外見だけでなく私たちの本質を見たり、聴いたり、心で音楽を聴いてくれるお客さまの中で唄っていきたい、そんな中で自分達も変化していきたい。そんな思いの中で、二人で活動するメリットを見つけました。お互いにないもの(営業的センス・コミュニケーション能力とか)を二人でやることによって補いあったり、そんなふうに営業活動を続け、等身大の歌を大事に唄い続けている、そんな人間がここに二人はいるんだぞ、なんて意思表示したり、など。

そして、二人分のDM作成に始まり、Do/Be Newsという冊子的なものを作ってDMに混ぜたり・・・そんな活動をしばらく続けている間にタイラのアメリカ行きが決定しました。

そんなことは頭の片隅にあったもののそれがすぐ現実になるとは思ってもいなかったので、そのことは二人に大きく影響して、営業活動のモチベーションは下がり、なおかつ、音楽活動のモチベーションまでにも大きく影響しました。
ですが、とにかく、「アメリカと東京とを繋ぐ何かを残しておかなくては、せっかく今までやってきたものを簡単に無くしてしまいたくない」というタイラの意見もあり、当時、まだまだだったインターネット環境の中、手探りながらDo/Be活動の証としてHPを開設しました。そして現在に至るわけです。


■これから

タイラが渡米してから、丸5年が経ちました。元々、私たち二人は全く異なる性質の歌い手です。マーケットも違う、伴奏してもらうミュージシャンの選び方も全く違う、それを聴きにくるお客様の感じもまったく違います。時間が経ってより一層それははっきりしてきているといってもおかしくないでしょう。
それなのにまだ続けるのか?それにメリットはあるのか?それが逆にデメリットではないのか?という意見も沢山いただいていますが、そういったご意見をよくよく考えてみても、こうやって二人の営業活動を合わせてインフォメーションしたり、お互いのニュースについていろいろな思いを共有し、一喜一憂していくこと、そして、今までどおり続けていくことを改めて話し合い、決めました。

そうそう、そんな共同作業を楽しみにしてくれている昔からのお客様もいるのです。

そんなわけで、まだまだ私たちの“Do/Be”は続く模様です。

長くなりましたがリニューアルのご挨拶とさせていただきました。
これからも応援の程、よろしくお願いいたします。


Office Do/Be 松岡ゆかり
2003年03月03日
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