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#1 吉田桂一 Keiichi Yoshida (ピアニスト)1963年8月23日生まれ血液型 B型 吉田桂一 Official HP http://www008.upp.so-net.ne.jp/pianok1/ |
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マツオカ: ミュージシャンになったきっかけは? 桂一: 4歳の頃から町のピアノの先生に習ってましたが、その頃は音楽をやっていこうなんて気はなかった。高校一年生の秋ぐらいにJAZZっていうのがこの世にあるって初めて知って演奏をし始めて、大学生の頃にニューミュージックの伴奏をして初めてギャラを貰いました。 大学を卒業して就職する気もなかったし、ニューミュージックをやってそれで稼いで好きなジャズを続けていこう、なんて思ったけど、中途半端じゃどっちも駄目だなと思って、それでニューミュージックの仕事をやめた。それから大学卒業したての7、8月、軽井沢の某ホテルでベースとデュオのハコの仕事を。それがジャズの初仕事になります。 マツオカ: お気に入りのアーティストは?お気に入りのアルバムは? 桂一: バド・パウエル(p)!!! まぁ、バド・パウエルは別格として、ピアニストでしいてあげるなら、フレディ・レッド、エルモ・ホープ等が好き。 お気に入りのアルバムは「バド・パウエルの芸術」。高校2年の春に初めて買ったメインストリームジャズのアルバムで今でも一番好き。一番最初に、一番凄いのにあってしまった…。 マツオカ: 吉田桂一が思う、是非一緒にプレイしたいと思う理想のボーカリストは? 桂一: 漠然としていて、…難しい。長くなりそうだな。 僕はさっきも言ったように、バド・パウエルが一番好きでその辺の音楽をある程度(一緒にやる人は)咀嚼した上で、それからどう思うのか、の話だと思います。それは歌でも、楽器でも同じです。そこが歌の女の子は甘い子が多いと思う。何をやるにしても自由だけどそこら辺は押さえてて欲しい。 チャーリー・パーカーのレコード一枚、持ってない歌の女の子って結構いっぱいいると思うよ。まずはそこからかなぁ…。 マツオカ: 吉田桂一にとって「音楽」とは?「歌伴」とは?音楽とは「毎日そこにあって当たり前のもの」ですか? 桂一: はい、そうです(キッパリ)。 僕は歌伴するのも、管楽器と演奏するのも、こっちの気持ちとしては一緒。 だけどそんなふうに思えるまで時間がかかった。それは過剰に上手くイントロをだしてあげなくちゃ、とか思ったりしていたから。でも、今は基本的に楽器の人とプレイしている時と同じ気持ちでやってます。 マツオカ: たいへんな焼酎愛飲家ですが「焼酎」って? 桂一: 好物です!! 熊本の米焼酎「白岳しろ」最近飲んでます。が、今年ガンマgtp130でちゃいました!前の日、酒、抜いていったのに!! …よく言われますが、僕はアルコール依存症ではありません!!!(どうやら自覚がないらしい) …こんなのでちゃんと記事になるのかな? 終始、笑ってばっかりの楽しいインタビューでした。 「しゃべらなければ二枚目なのに!」とよく耳にする(失礼!)吉田桂一さんですが、是非、ライブハウスに演奏を聞きに足をお運び下さい。素晴らしい演奏で迎えてくれます。 PS.ちなみに、この取材の次の日、私は「バド・パウエルの芸術」を買いにいったのでした。 by マツオカ |