「フランス組曲」はバッハが37歳ころの作品です。 これはちょうどバッハがアンナ・マグダレーナを2番目の妻として 迎えた頃になります。 第1番から第5番までが、いわゆる「アンナ・マグダレーナのための小曲集」に 含まれています。 全体的に伝統的な中に健康的で簡潔な表現の曲が多く、 いかにもバロック的な音楽です。 当時バッハの家からは、いつもこんな曲が聞こえていたのでしょうね。