いつもと違う大阪

ライヴ翌日の夜の新大阪。何度もここから新幹線に乗ったことはあるんだけど「１人で」というのはよく考えてみれば初めて。

たった２時間半だが仲間が誰もいないので楽器を置いて喫煙やトイレに行くため座席を離れるのを我慢した。２億円以上もするチェロをタクシーに置き忘れる人もいたけどね。1/1000でしかない金額のギターでも楽器を無くすのは経験があるだけに懲り懲りだ。
 

さて。
同日の日中はチェックアウトの後、新大阪で皆と別れ重いスーツケースを引きずって在来線で塚本へ。

自分にとって祖父の墓は以前も書いたように「沖縄」なのだが、祖母の墓は「大阪」にある。

実は前々から仕事で大阪に来た時にでも、と叔父が祖母の墓参りに連れて行ってくれることになっていたので、まずは仏壇に線香をあげるため生前暮らしていた家を訪れた。

墓前に供える花を買い高速で30分ほどの墓地へ。
何年か前も仏壇に線香をあげに寄っただけだったのでようやく墓参りすることができた。
写真は…さすがにアップを自粛。

ちなみに道中はというと、

通天閣とか、

ハルカスを助手席でパチリパチリやりながら音楽や家族の話をしていたらあっという間だったので「どっかで飲もう」ということになり、新大阪で降ろしてもらうのを変更し家に戻り飲みながら再び音楽の話で盛り上がった。

叔父は関西を中心に現役で活動するキーボードプレーヤーのハニー中瀬。
自分が楽器を始めるずっと前から８.８ロックデイとかでプレイしていた血縁唯一のミュージシャンだから音楽の話が尽きないのも当然といえば当然。

時間はあっという間に過ぎてしまい２人とも飲んでしまっているうえ帰りの時間のこともあるので、再びやたらと重いスーツケースを引きずって在来線で新大阪へ。

そんないつもと違う大阪からの帰りだった。