空気の向う

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水晶の明かりを

西の部屋の窓辺に

いくつも いくつも

飾りながら

消えてゆくその指先

 
 

ますむらひろし『アタゴオル玉手箱 5』(MOE出版)の中
『ミイト緯度の指VOL.3 空気の向う』で月見姫の体から出てきた言葉
「満月の光が体中にしみわたり 私は城の庭にある古い井戸に
青い靴を落とした」ということばにメロディーをつけたのが元々。