1987年の「ソウル演劇祭」に関して劇作家の尹朝炳(ユン・ヂョビョン)が雑誌『カレイドスコープ』に印象記を載せた。また尹朝炳は「韓国演劇」1月号『世界演劇紀行/台湾の非演劇と日本の沈黙劇』に「現代劇ラッシュの東京」という小見出しで転形劇場の『風の駅』などを紹介した。
つかこうへい(キム・ボンウン)の『熱海殺人事件』を韓国人俳優によって新宿・紀伊國屋ホールで再演。
つかこうへいの「熱海殺人事件」の韓国語版『熱い海』をソウルは鍾路3街「ミリネ劇場」で再演。この作品は1985年10月にソウルの「文藝會館」大劇場で初演されて後、日本公演を経て今回の再演となったもの。
新宿のプーク人形劇場と早稲田銅鑼魔館の共同企画で、韓国の沈雨晟(ソナンダン代表)による一人芝居『南道野遊(原題/ナムド トゥルノレ)』を公演した。
韓国の影絵劇団「未来」が「未来」が日本の劇団「しらかば」の招請で日本公演を行った。
関連新聞記事:「劇団未来、日、5都市巡回:劇団未来は日本のしらかば劇団の招請で日本5都市で巡回公演する。/作品は李相和作・金東中演出の『天よ開け』で。わが国開国神話である壇君の誕生過程を演劇化した作品で、伝統舞踊とサムルノリ、ムーダン舞、人形劇、タルチュムなどで編んだ。/東京、横浜、名古屋、滋賀、大阪などで15日まで公演する」(毎日経済新聞、1987年10月12日)。
韓国国立歌劇団『春香伝』の訪日上演(簡易生命ホール、5/26)