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『セオリチョッタ』ソウル公演

惠化洞ロータリーから右手の方に、なだらかな坂を登る途中にある小さな劇場「惠化洞一番地」で岸田理生の『セオリチョッタ』を上演した。同劇場が主催する「Perspetiv 94」(1994/1/7〜3/7)という催し物の最初の作品。演劇科教授であり演劇評論家のイ・ミウォンによる劇評(韓国語)が雑誌「客席」94年2月号に掲載された。なお、本作品は1992年にタイニイアリスで『歳月の恵み』という題で初演されたもの。この作品に関しては京郷新聞に「詩的な台詞、独特の身体言語/節制美秀でた韓・日合作劇」という長文の劇評が掲載された。また、「客席」2月号にも『共有する生と死、伝統が創出する現代』(李ミウォン)という劇評が載った。

劇発展研究会『プゴテガリ』沖縄公演(2/6~13)

韓国の「劇発展研究会」が「国際児童・青少年演劇 フェスティバルおきなわ」で『プゴテガリ』(李康白作・金光琳演出)を上演した。これは劇団仲間の伊藤巴子が韓国から招請したもの。「悲劇喜劇」1994年5月号に香川良成による劇評が掲載された。

劇団木花『胎(テ)』駒場・アゴラ劇場(8/8~10)

劇団木花(韓国)が東京・駒場のアゴラ劇場で『胎(テ)』(呉泰錫作・演出)を上演した。

劇団「民衆」『魚の祝祭』星座小劇場(7/9~8/16)

韓国の劇団「民衆(ミンヂュン)」が在日演劇人柳美里(ユ・ミリ)の『魚の祝祭』(ユン・グァンヂン演出)を大学路の星座小劇場で上演。

劇団「民衆」『向日葵の棺』星座小劇場(8/20~10/2)

韓国の劇団「民衆」が柳美里(ユ・ミリ)の『向日葵の棺』(パク・サンヒョン演出)を大学路の星座小劇場で上演した。

劇団「現代」『どんま』芸術の殿堂(9/8~14)

高堂要作の『どんま』と韓国作品『セッパラム(新風)』(李盤作)の上演を芸術の殿堂で行った。劇団現代の成田次穂によると、今回のコラボレーションは高堂要と李盤(イ・バン)が1987年に「第1回東北アジアキリスト者文学会議」(東京開催)で出会ったのが縁という。

劇団四季『ジーザスクライスト・スーパースター』国立劇場(9/25~28)

劇団四季の公演は「94日本文化通信使」事業の一環で行われた。雑誌「客席」1994年11月号にキム・ミョンヨル記者による劇評「舞台前の感嘆、舞台裏の宿題」が掲載された。

劇団「現代劇場」『セッパラム』ブレヒトの小屋(11/2~6)

「ブレヒトの小屋」で日本作品『どんま』と韓国作品『セッパラム(新風)』が上演された。「テアトロ」1995年1月号に劇団現代の成田次穂による韓国上演の報告が掲載されている。

「第1回BeSeTo演劇祭」ソウル開催(11/10~26)

第1回目の「ベセト演劇祭」をソウルで開催した。日本からは劇団SCOTが『リア王』で参加。韓国は劇団木花(モクァ)の『白馬江月の夜に』(呉泰錫/作・演出)と、劇団美醜(ミチュ)の『呉将軍の足の爪』(パク・チョヨル作/ソン・ヂンチェク演出)を上演。

1994年の演劇交流で手許に資料の無いもの、あるいは未確認情報
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