新宿梁山泊がソウルの漢江船着場に特設テントを設置して『人魚伝説』を上演した。→「韓国演劇」の劇評
「韓国人形劇普及協会」の主催する「第4回ソウル人形劇祭」に日本から劇団「たけのこ」が『傘をかぶった石仏(『傘地蔵』)』(公演日時詳細不明)で参加した。人形劇祭はソウルのほか大邱(6/1〜2)や原州でも開催。
青年団がソウル市所在の「創舞ポスト劇場」で『ソウル市民』を上演。釜山ではSAY劇場(6/4〜6)で公演。関連記事は京郷新聞1993年5月28日付「日、演劇団体『ソウル市民』公演」。
韓国の劇団神市(シンシ)の招請で『狐女(しのだづま考)』をソウルで上演。
日本から富山の劇団「文芸座」がイヨネスコの『授業』で「第1回春川国際演劇祭」(7/23〜30)に参加。当時、富山・文芸座の小泉代表が国際アマチュア演劇連盟(AITA/IATA)のアジア代表であったことから韓・春川市との結びつきができたという。この「春川演劇祭」はIATA韓国本部と春川市の共同主催であり、演劇祭執行委員長を担った朴完緒(パク・ワンソ)は春川市に本拠を置く劇団「ホンソン(混声)」の代表。劇団ホンソンは1986年からスイスのラ・ショードフォンで開催された演劇祭に4回参加した実績を持つ。
金詩羅(キム・シラ、1945〜2001)の作・演出で、出演は初代プンバ役の丁圭秀(チョン・ギュウス)。この作品は1980年に木浦の郷土芸術際で初演されて人気を博し、その後ソウルは大学路にプンバ専用劇場を開設するまでに至る。かなり韓国語台詞に依存するこの芝居を、日本公演では部分的な翻訳でうまく処理していた。
1993年アリス・フェスティバルのチラシ
韓国の劇団ローヤルシアターが日本の劇団「ふるさときゃらばん」の当たり作をソウルの蓮岡ホールで上演。
演戯團コリペが『パボガクシ』(李潤澤作・演出)でアリス・フェスティバルに参加した。詳細はパンフレット(JPG/338KB)を参照。