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「第5回大世紀末演劇展」駒場アゴラ劇場(1996/1)

「第5回大世紀末演劇展」に韓国・釜山から處容劇団が『恨(ハン)』(朴牛春作・李東宰演出)で参加した。「悲劇喜劇」1996年4月号に謝名元慶福による劇評が掲載された。公演日程等詳細不詳。

劇団「伝説」『ムービー、ムービー』ハクチョンブルー(1996/1/17~2/21)

つかこうへいの『鎌田行進曲』を『ムービー、ムービー』として翻訳・上演。演出はキム・ヂウンで、主演は劇団「伝説」の代表であり、韓国版『熱海殺人事件(熱い海)』にハナ子役で出演した金知淑。

日・中・韓合同作品『HOSPITAL』アリスフェスティバル(1996/8/8-11)

夏の恒例、アリスフェスティバルでは日・中・韓による合同作品『HOSPITAL』を上演。

新宿梁山泊『いとしのメディア』(8/19~25)

「第1回 水原国際演劇祭」に梁山泊が参加した。関連記事に京郷新聞「水原城築城200周年、世界人集めて演劇祝祭/韓米日など5カ国劇団、19日から野外舞台」(8/7)がある。

劇団「上野市民劇場」『狂言・漕ぎ川、伊曾保ねずみ』(10/?)

三重の劇団「上野市民劇場」が「第1回 馬山国際演劇祭」(10/29〜11/5)に『狂言・漕ぎ川、伊曾保ねずみ』で参加した。詳しい公演日時不詳。

劇団「自立の会」『ぢらい』春川国際演劇祭(11/1)

「第2回 春川国際演劇祭」(10/27〜11/1)に日本から劇団「自立の会」が『ぢらい』(森田有作、佐々木しゅう演出)で参加。プログラムに記載された劇団名は「真理の会」となっているが、これは「自立の会」の間違いとのこと。

「第2回 韓日演劇人シンポジウム:演劇と状況」東京グローブ座(11/8~10)

「第2回 韓日演劇人シンポジウム」を東京で開催。主題は「演劇と状況」。韓国から鄭鎭守、金正ト、林英雄、金芳玉、李潤澤、金美都、李サンウォン、李ヂョンヨルが参加。日本側はふじたあさや、石坂秀二、渡邊浩子、川村光夫、大笹吉雄、流山児祥、西川信廣、岡安伸治が参加。

劇団馬山『裴卑将傳』島根公演(1996/12/7-8)

釜山の劇団「馬山」が島根県の劇団「あしぶえ」の招請で『「裨将傳(ペビヂャンヂョン)』を「しいの実シアター」(島根県松江市八雲町)で公演した。記事「はじめての海外劇団招請公演」『演劇会議』93号(1997年5月号pp42-44)

「第8回 居昌国際演劇祭(1996/12/13-22)

「居昌(コチャン)演劇祭」はそもそも1989年に慶尚南道地域における演劇団体の相互親睦と地方演劇の発展の模索を目的として発足した。主催は居昌に本拠地を置く劇団「立体(イプチェ)」で、1993年の第5回から海外劇団の参加が始まった。第8回めまではイプチェ芸術劇場を中心に演劇祭を行ったが、1997年の第9回から居昌郡内のいくつかの場所で分散して行われるようになった。

第8回めの居昌国際演劇祭には日本・フランス・ロシア・モンゴルからの参加があり、日本からは気球座(マイム)が参加した。作品は『マイム、そしてマイム』。

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